防虫対策
ウッドチップの防虫の効果
クスノキ
伐採直後から強い防虫効果を発揮します。樹木自体が持つ精油成分が豊富で、特に害虫に対する忌避効果が高いことが実地観察から確認されています。加工後も長期間その効果が持続する特徴があります。
「自然のバリアで快適生活」
防虫効果は確かですが、その効果は時間経過や保管状態により変化することが観察されています。新鮮な材は特に高い効果を示しますが、適切な加工と保管が効果の持続に重要です。
一概にウッドチップと言っても、全てのウッドチップが防虫に効果を発揮するわけではありません。ここでは、数年間ではありあますが実地経験から得られた知見として、特に効果の高い「クスノキ」と「ヒノキ」に焦点を当てて説明します。
防虫効果の高い木材
ヒノキ
立木での実際の虫の付き方
乾燥させると香りが薄くなりますので適度な水分を保てるように密閉すると効果が持続します。ただ水分が多すぎる場合はカビが発生する事がありますので結露したり水分量が多いと思う時には適度に空気にふれさてください。
長崎県や佐賀県では、クスノキが多く街路樹としても利用されています。クスノキには防虫剤として使用される樟脳が含まれており、その効果で立木にはほとんど虫が寄りつきません。クスノキを伐る際には、成分が強いため目がしみることがあり、製材した木材を保管する場所には、酔ってしまうほどの良い香りが漂います。※腐ったり枯れたりしている木には虫が入っていたりします。
防虫効果を持続させるコツ
密閉保管
湿度管理
クスノキの防虫効果は、ある程度の湿度があると持続しやすくなります。乾燥しすぎないように、適度な湿度を保つ場所で保管するのが理想的です。
クスノキの防虫効果が薄れてきたと感じた場合、チップや小さな木片を軽く削るか、指で潰すことで、内部の成分を活性化させて再び効果を発揮させることができます。
再加工
定期的に木材をかき混ぜる
クスノキの防虫効果は、ある程度の湿度があると持続しやすくなります。乾燥しすぎないように、適度な湿度を保つ場所で保管するのが理想的です。
これらの方法を活用することで、特定の樹種のウッドチップの防虫効果を長期間維持することが可能です。
5L
クスノキ防虫チップ
商品ページ自然な防虫効果で虫が苦手な場所に
15L
クスノキ粒度調整チップ
用途に合わせて選べる2種類の大きさ
より強い効果が欲しい場所向け
クスノキパウダー
5L×3袋
2L
防虫お試しセット
各種類を試せる少量パック